2024年5月22日

あまつ風を送りたまえ

先の主日はペンテコステ記念礼拝でした。湘南恩寵教会では「あまつ風を送りたまえ」と題して説教がなされました。この説教題は、讃美歌333番の三番の歌詞に由来するものです。

「(3番)わがちからは よわく乏し 暗きにさまよい 道になやむ あまつ風を おくりたまえ さらば愛の火は 内にぞ燃えん」

わが力は弱くとぼしい、暗きにさまよい、道に悩む・・・。ここを歌うたびに、いつも涙がこみあげてきます。この333番というのは、弱さを覚える者の祈りの歌です。

「あまつ風を送りたまえ」というのも、切実な祈りの言葉でしょう。

天からの風を送ってくださって、心にかかる重い雲を吹き払ってください。そして私の中で消えそうになっている愛の火を、もう一度大きく増し広げてください。

この天からの風というのは、あのペンテコステの時に弟子たちの上に吹いた烈しい聖霊の風のことが想起されているのではないかと思います。

使徒言行録2:1「五旬祭の日が来て、一同が一つになって集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から聞こえ、彼らが座っていた家中に響いた。」

あのペンテコステの時というのも、弟子たちはまだ弱く乏しい存在でした。外に飛び出して人々に福音を喜び伝えるような勇気を持つことはできなかった。まだ彼らの心に雲がかかっていた。覚悟が定まらなかった。道がはっきり見えなかった。

でもそういう弟子たちの心の雲を吹き払うように、聖霊の風が吹いたのです。そうして命が刷新されました。彼らの中で炎が燃え広がったのです。愛の火が、希望の火が・・・。


共に祈りましょう。

主よ、我が心は定かならず、吹く風のごとく絶えず変わります。どうか恵みの御手をもって導いてください。まことに信仰弱く、道に迷ってばかりのこの愚かな者を、まっすぐな道に導いてください。主よ、あまつ風を送りたまえ。わが魂に確かに灯された、あなたの愛の火を、命の息によって広げてください。


茅ヶ崎にあるプロテスタントのキリスト教会、日本キリスト改革派湘南恩寵教会の坂井孝宏牧師による、「日々の祈り」の配信を行っています。毎朝、聖書の言葉に導かれ、祈りを共に致します。
茅ヶ崎、藤沢、平塚の教会。茅ヶ崎駅に一番近いプロテスタント教会、湘南恩寵教会です。朝礼拝ではローマ書の連続講解説教。夕礼拝(夕拝、夜の礼拝)では、初心者の方や、中高生の学びを意識して、「使徒信条」に沿って、聖書のおはなしをしています。入門者歓迎。

「日々の祈り」

毎週火曜日から金曜日、希望者に配信されている「日々の祈り」です。過去の配信は、ブログにまとめられています(約10年分)。